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自分の納得出来る生き方、在り方を求めて思索し続け、省察と観察を続ける日々の雑感、随想を綴ります。
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私の経営する粟谷塾で正式に講演会を開く事になりました。
日時は、5月3日(日)午後3時~、演題は「[謝礼]制でなければならない理由―私の価値観・仕事観」です。

以下は、現時点で纏めている講演内容のメモです。


上記メモは、「粟谷塾の学費 - 粟谷塾」からの抜粋で、入塾説明でも必ず話す内容であり、冒頭で[謝礼]制とはどう云う物かを思い出してもらう為に読むつもりです。



上記メモの内容が、これまで話した事の無い、目新しい内容じゃないかな、と思います。
「哲学的」と言われるような内容かも知れず、特に保護者の方々には馴染みの無い話なのかも知れませんが、うちの生徒達にとっては、「哲学科に進みたい。」と言う子も居る位なので、興味深いかも、とも思います。



後は、講演の内容を自分でしっかり把握して、時間配分の練習をしておくだけです。

尚、講演会開催が正式に決まったので、以後は「粟谷塾の夜話」に書きます。


↓うちの生徒達、こう云うのも聴いたり歌ったりしています^^


【合唱曲】COSMOS (歌詞付き) - YouTube


旅立ちの日に - YouTube


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先回、「私の経営する粟谷塾で講演会を開いて、[謝礼]制を続けている真意について話せれば、と思って考えています。―『[謝礼]制でなければならない理由―私の価値観・仕事観』(仮題)。」と書いた物の続きです。

纏めを少し変えました。


今回は、エルネスト・チェ・ゲバラの演説の音声と字幕の動画を見付けたので、載せます。
初めて聞きましたが、案外優しい声ですね^^


ゲバラの最も熱い国連での名言 僕はラテンアメリカで一番の愛国者だ - YouTube



ゲバラが国連機関UNCTADで行った演説 - YouTube


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私の経営する粟谷塾で講演会を開いて、[謝礼]制を続けている真意について話せれば、と思って考えています。―「[謝礼]制でなければならない理由―私の価値観・仕事観」(仮題)。
塾の事なので、普通は「粟谷塾の夜話」に書くのですが、私の生き方に関わる話でもあるので、具体的な話になるまではこちらに書きたい、と思います。

私は、仕事における自分の原体験―最初の粟谷塾で授業料を受け取った時の違和感とショック―から、所謂“仕事”に対する自分の違和感を見詰め、私の望む仕事の在り方を模索してきました。
それを纏めてみます。


講演会では、このような内容、または、これに基づく内容を話したい、と考えています。

因みに、「講演」で動画を検索してみたら、こんな動画が出てきました。
面白いですね~。
こんなに面白くは出来ない、と思いますが、ま、やります(笑)


講演大王 タモリ 1/2 - YouTube
実存の0地点



講演大王 タモリ 2/2 - YouTube
実存の0地点


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私は、2004年4月から2005年4月までの1年間、トルコ共和国 Türkiye Cumhuriyeti のムーラ Muğla 県に在る小さな町、キョイジェイズ Köyceğiz に住んでいました。


※画像出所:Tour Map


※画像出所:BUSSOL.RU


今日、偶然、トルコのその年度の音楽賞(日本レコード大賞やグラミー賞のような賞)の動画を観ました。
11. Kral TV Video Müzik Ödülleri」(第11回クラルTVビデオ音楽賞)と云う賞です。
2005年5月10日に行なわれた授賞式の映像のようです。
司会のフュルヤ・アヴシャル Hülya Avşar (女性)もタメル・カラダール Tamer Karadağlı (男性)も、テレビの人気シチュエーション・コメディで主役を演じていた俳優さんで、当時よく観た人達です。

2004年ポップ・ミュージック最優秀女性歌手 2004 Yılı Pop Müzik En İyi Kadın Sanatçı はギュルシェン GÜLŞEN (歌は“オフ・オフ Of Of ”)です。


2004 Yılı En İyi Pop Müzik Kadın Sanatçı - Kral TV Video Müzik Ödülleri - YouTube


2004年ポップ・ミュージック最優秀男性歌手 2004 Yılı Pop Müzik En İyi Erkek Sanatçı はセルダル・オルタチ SERDAR ORTAÇ (歌は“ベニ・ウヌット Beni Unut ”)です。


2004 Yılı En İyi Pop Müzik Erkek Sanatçı - Kral TV Video Müzik Ödülleri - YouTube


2004年ロック・ミュージック最優秀女性歌手 2004 Yılı Rock Müzik En İyi Kadın Sanatçı はパメラ PAMELA (歌は“イスタンブル İstanbul ”)です。


2004 Yılı En İyi Rock Kadın Sanatçı - Kral TV Video Müzik Ödülleri - YouTube


2004年アラベスク=ファンタズィ(ファンテズィ)・ミュージック(トルコ流演歌・歌謡曲?)最優秀女性歌手 2004 Yılı Arabesk - Fantazi Müzik En İyi Kadın Sanatçı はギュルベン・エルゲン GÜLBEN ERGEN (歌は“カンドゥラマズスン・ベニ Kandıramazsın Beni ”)です。


2004 Yılı En İyi Arabesk - Fantazi - Kadın Sanatçı - Kral TV Video Müzik Ödülleri - YouTube


2004年最優秀楽曲賞 2004 Yılı En İyi Şarkı Ödülü はギュルシェン GÜLŞEN の“オフ・オフ Of Of ”です。


Kral Tv Video Müzik Ödülleri Yılın Şarkısı Gülşen Of Of - YouTube


この4曲、特に“オフ・オフ Of Of ”“ベニ・ウヌット Beni Unut ”“カンドゥラマズスン・ベニ Kandıramazsın Beni ”は、どこに行っても流れていたような気がします。
本当にとても懐かしいです。

それにしても、年号を見ると、あれからもう10年も経ったのか、と驚きます。
私の感覚では、流石に昨日とは言いませんが、一昨日位の感じです。
あっと言う間の10年でした。

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下の画像の上3人と下3人は、どうも同じ顔のようです。
重ねてみると、ぴったりでした。

でも、私には別人に見えます。
見分けられないですね^^;
私には見分けられない、と云う事がよく分かりました^^;


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12/07(日)に粟谷塾公式ウェブサイトに公開した「2014年[謝礼]制を巡る問題」に、「粟谷塾に合わない生徒・保護者は必ず退塾する」と云う事を書きました。
言うまでも無く、この「合う」「合わない」と云うのは、本人の[意志]によって決まる事です。
粟谷塾を実質において求めている人は粟谷塾に合う人であり、求めていない人は粟谷塾に合わない人です。

しかし、「では、粟谷塾に合う[意志]を持っている人は、皆、その[意志]に応じた行動を取れるだろうか?」と云う問題が、私の中で頭を擡(もた)げてきました。
その[意志]を少なくとも持っていながら、その[意志]の通りに行動出来ない人が居るのではないか、と云う訳です。
自分の[意志]と自分の言動を一致させられる[自信]が無ければ無理なのではないか、と云う訳です。

実はこの問題、私の人生の要所要所で顔を出してくる、恐らく数十年越しの問題です。
長年付き合ってきて、未だに縁の切れない問題です。
正に、指導者としての因縁の課題です。
それがまた現れました。

正直言って、この問題と付き合うのは嫌なんです。
「何でそんないじけた奴等の事を考えなくちゃならないのか。どうせ変わる精神力も無いんだから、放っときゃいいじゃないか。」と思う気持ちも有る訳です。
辟易している訳です。

ですが、「じゃあ、そうじゃない人間がどれほど居るのか?」とも思います。
やはり、可能ならば、そう云う人が自分の[意志]通りの自分として生きられるようになるのなら、それが良い、と思います。
その為の粟谷塾かな、とも思います。
自分の人生の課題と仕事の課題が一致している、と云うのは幸せな事かも知れませんね。

まぁ、私の人生の裏側にへばり付いたヘドロのような課題です。
二日酔いみたいな気分です。
実に気分が悪いです。

しかし、今は、「粟谷塾の夜話 「[自信]を持つには…?」「[対話]がなぜそこまで重要?」を授業で」に書いたように、少なくとも粟谷塾の授業において生徒に[自信]を得させる道筋が出来ています。
それを応用出来るかも知れません。
その記事に載せた思索メモです。


もうそろそろこの因縁の課題に決着を付けたい所です。

関係無いですが、「Isono Criminal」をどうぞ^^;


マイケル・ジャクソン×サザエさん「Isono Criminal」 - YouTube


参考ページ

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「夢」と言っちゃったのですね^^;

「夢は正社員になること!」 民主党CMに疑問や「違和感」 : J-CASTニュース


2014/12/ 8 18:42

「夢は正社員になること!」――。2014年12月14日の衆院選投開票に合わせて民主党が制作したテレビCM「女性の味方編」が5日から放映され、注目を集めている。
働く女性や子育て中の母親に着目し、雇用の安定や育児支援などに取り組む姿勢をアピールしたものなのだが、有権者らからは疑問の声や違和感を指摘する声が少なくない。

夢は「安心して子育て」「お金貯めて彼氏と結婚」

CMは3人の女性が登場し、それぞれ希望を語る構成だ。1人目の女性はパソコン作業に打ち込む事務職とおぼしきOLで、「夢は、正社員になること!」とまぶしい笑顔で明かす。2人目は公園で息子と遊ぶ母親で、「安心して子育てをしたいです」と言う。3人目のカフェで働く女性は「お金を貯めて彼氏と結婚したいです」と満面の笑みを見せる。
そこで「一人ひとりを尊重し、共に生きる社会へ」「今こそ、流れを変える時」という力強いメッセージが流れ、最後は「民主党」の3文字が締める。
同時期から放映が始まった自民党や維新の党のCMには党首が出演しているに対し、民主党のテレビCMに海江田万里代表は出ていない。党首が力説するよりも悩める女性たちを描いたほうがイメージもわきやすく、親しみを持たれやすいと判断したのだろう。
なお、民主党はこの他にも「応援編」と題したCMを2タイプ制作し、ホームページなどで公開しているが、テレビ放映しているのは「女性の味方編」のみ。ターゲットが狭いにもかかわらず、テレビ用に選んだということはよほどの自信作なのだろうか。
ところが、ふたを開けてみると評価はいま一つのようだ。公開されるや否や、インターネット上には必ずしも好意的でない感想が続々と書き込まれた。特に目立つのが「夢は正社員」という部分へ疑問点を指摘するものだ。
正規雇用を希望してもなかなか叶わないという女性が少なくない現実をもってしても、党が正社員を「夢」として描くことには違和感があるようで、「何て小さい夢を国民に描かせてるんだよ...」「目標じゃなくて夢なのか...」といったコメントが数多く寄せられている。

重要なのは「待遇差別」の是正では?

また、非正規雇用の女性の中には自分の生活に合った働き方として自らパートや派遣といった形態を選んでいる女性もたくさんいるだろう。にもかかわらず正社員を「夢」として描き、それを叶えるために取り組んでいくとしている同CMは、多様な働き方という観点が抜け落ち、暗に非正規雇用を「下」「悪いもの」と見ているとも受け取られたようだ。
「今は働き方もシェアしようって流れで、夢は正社員って。ズレてる」
「正社員になることを夢に持たなければなれない社会じゃアカンよね。正社員か契約社員か選べねぇって事じゃん」
「正規雇用と非正規雇用の待遇差をなくす(同一労働同一賃金化)という方向で解決すべきじゃない?」
「正社員」と言うと、思い出すのは、サラリーマンの悲哀を描いた、と言われるこの歌です。


およげ! たいやきくん 子門真人 高画質版 - YouTube


同じテーマを歌った、と思われるこんな歌も在りますね。


奴隷天国 エレファントカシマシ - YouTube


エレファントカシマシ宮本浩次さんについては、私は最近まで、頭を掻き毟りながら喋る人、と云う事と、東京の赤羽出身のミュージシャン、と云う事位しか知らなかったのですが、こう云う歌を歌っておられたのですね。
この曲が収録されている同名タイトルの6thアルバム『奴隷天国』の発売時(1993年5月21日)のキャッチコピーは、「ここまで言われても、誰も怒らないんだろうなあ。」だったそうです。
この曲やパフォーマンスの意図がこのキャッチコピーに集約されているように思います。
20代の頃には、表現すればこんな風になるような思いを抱いていた(抱いている)人は多いんじゃないでしょうか。

それにしても、「あ~、やるぃにくい!」で終わる先の動画のような歌詞やパフォーマンスでは他人には分かり難い、と思ったのか、2001年07月08日の日比谷野音の動画では、分かり易さを心掛けたらしい歌詞やパフォーマンスになっています。


奴隷天国 - YouTube


話を民主党CMに戻すと、『およげ!たいやきくん』が発売された1975年には「毎日毎日焼かれて嫌になっちゃう鉄板」だった所が、『奴隷天国』が発売された1993年には「つらいつらい、オロオロオロ、と言い訳するしかばねどもの“奴隷天国”」になり、遂に今年2014年、皮肉としてではなく本当に「夢」と呼ばれる「夢の天国」になっちゃったんですね。
改めて思い返すと、長いようで短かった(と私が感じている^^;)40年の間に、人々の社会観は劇的に変化した、と思います。

因みに、エレファントカシマシの宮本浩次さんは、この歌を歌っていた人でもあるそうです。


はじめての僕デス - ニコニコ動画:GINZA



【オリジナル本命盤】はじめての僕デス 宮本浩次 - ニコニコ動画:GINZA


この「はじめての僕デス」は、1976年9月1日に発売され、10万枚のヒットになったそうで、私もよく覚えている歌です。

何はともあれ、40年と云うのは、個人にとっては短くても、社会や時代にとっては長い年月なんだなあ、と痛感します。

参考ページ

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前回の「模索の道草 カダフィ氏の予言と迎合“主義”者達、そして、付和雷同の事勿れ主義に背を向けた人達」と題した記事で、特に2011年リビア内戦(リビア戦争)の場合を引き合いに出して、非常に大きな迎合の流れにも関わらず、「付和雷同の事勿れ主義に背を向けた人達」が居た、と云う事を書きました。
その一方で、そう云う人達に連なる事を急ぐ余り、杜撰な仕方で、自分が付和雷同側(体制側・権力側・支配側)と看做した相手を攻撃している人達も居ます。
私は、そう云う事には感心しません。

例えば、ベルギー人ジャーナリスト、ミシェル・コロンMichel Collon氏による次の動画は、その一つだ、と思います。


サルコジ氏、あなたは昨晩何人子供を殺したか―リビア戦争の現実― - YouTube

この動画では、取り上げられている映像、画像、解説等の各要素の間の関係が全く明らかにされていません。
ですから、ミシェル・コロン氏が解説している場所は本当にそこなのか、本当にNATO(北大西洋条約機構)軍がそこを爆撃したのか、遺体写真で沢山登場する子供達は本当にそこで亡くなったのか、と云った事が判らず終いになっています。
この動画でニコラ・サルコジ仏大統領(2007年5月16日~2012年5月14日)を攻撃しようとするのは、扇情的で同情を誘う動画であるだけに、逆に印象操作的でプロパガンダ的だ、と思います。
せっかく良い事を言おうとしているだけに勿体無い気がします。

そして、もう一つ、アムネスティ・インターナショナル・フランスAmnesty International Franceの代表、ジュヌヴィエーヴ・ガリゴスGeneviève Garrigosさんが攻撃される次の動画を挙げたい、と思います。


リビア戦争 「カダフィの傭兵」とアフリカ分割 - YouTube

この動画の日本語字幕によると、糾弾されている発言の中で、ジュヌヴィエーヴ・ガリゴスさんは次のように述べています。
金曜から土曜にかけて私達が得た情報によれば、デモ隊に対し送られた軍隊の中に弾圧を加速するための外国人傭兵が存在したそうです
日本語字幕で見る限り、ジュヌヴィエーヴ・ガリゴスさんの発言は全く断定的ではありません。
日本語では、「~によれば」と云うのも、「~そうです。」と云うのも、伝聞情報だ、未確認情報だ、と云う断りを示している、と思います。
全体としては、アムネスティと云う一つの公的組織からの速報、調査を要する問題の提起、と云った性質の発言だ、と思います。
それを、さも事実を断定した発言だったかのように攻撃されているのは、非常に気の毒です。
それとも、元のフランス語の意味合いは、これとは違う意味合いなのでしょうか。

ジュヌヴィエーヴ・ガリゴスさんは、後のインタビュー(2:40~4:58)では、非常に緊張した面持ちで、最初から肩で息をしておられます。
恐らくは、「お前のせいで人が殺された。」などと非難され、真に受けて責任を感じておられたのではないかな、とも思います。
よく出てこられたな、と、その勇気に感服します。
勿論、攻撃している側の人達には感心しませんし、遣り過ぎだし、これもまた、自分が付和雷同側(体制側・権力側・支配側)と看做した相手を攻撃する流れに便乗した卑怯な日和見主義の現れだ、と思います。
元のフランス語が日本語字幕の通りの意味合いならば、の話ですが。

私は、「付和雷同の事勿れ主義に背を向けた人達」を称賛しますが、このように、反付和雷同側である事を示す為には何をしてもOKだ、と思っている訳ではありません。
それが逆の立場への付和雷同である可能性も在ります。
私が忌避しているのは、どちらかの立場ではなく、どちらの立場であれ、付和雷同の姿勢、事勿れ主義の姿勢、迎合の姿勢や傍観者主義、日和見主義の姿勢です。

参考ページ

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※【注意!】上記画像のリンク先には、凄惨な遺体画像も掲載されています。
※画像出所:Libyan Dictator Muammar Gaddafi is Dead - Jewlicious THE Jewish Blog

事勿れ主義、現実逃避が浸透し、しかもその結果が極端過ぎて辟易し唾棄しており、粟谷塾をこれと訣別した塾にする事を改めて心に誓った、と云う話を、「粟谷塾の夜話」に続けて2度も書きました。
ですから、この話題はもう止めにしたい気持ちも有ったのですが、偶然にも、見過ごせない動画に出合ったので、敢えてもう一記事、今度はこちらのブログに書く事にしました。

その動画とは、2008年3月29日~30日にシリアのダマスカスで開催された第26回アラブ連盟首脳会議2008 Arab League summitでの、当時のリビア最高指導者、故ムアンマル・アル=カッザーフィー(カダフィ大佐)氏の演説の動画です。
その動画の中で、カダフィ氏は、同じアラブ連盟に属する主権国家であるイラクの、完全に合法的な国家元首であるサッダーム・フセイン大統領が、不当にもアメリカ軍によって捕らえられ絞首刑にされたのを見れば、次にはこのアラブ連盟首脳会議に集まっている自分達の中の誰かがアメリカ軍によって絞首刑にされても不思議ではない、と警告しています。
この警告に対して、アラブ連盟の他の首脳達は、他人事のように笑い、部外者気取り、傍観者気取りで、事勿れ主義の姿勢を決め込んでいます。


カダフィ アラブ諸国へ警戒を呼びかける - YouTube

【第26回アラブ連盟首脳会議(2008年3月29日~30日、シリア:ダマスカス)での
カダフィ氏と他のアラブ諸国首脳達の様子】
※画像出所:

ご承知の通り、報道によると、この時から約3年半後の2011年10月20日、カダフィ氏は、2011年リビア内戦(リビア戦争)の末に、アラブ連盟の仲間の事勿れ主義者達からの支援を得られないまま、アメリカ軍を中心とするNATO(北大西洋条約機構)軍の大規模な支援を得た反政府軍兵士達に嬲(なぶ)り殺されました。
カダフィ氏が殺害される直前の凄惨な映像は、日本でも放送されたようです。


リビア カダフィ大佐死亡 最後の映像・肉声 - YouTube

このように、事勿れ主義、現実逃避が浸透し、しかもその結果が極端過ぎる、と云うのは、この頃の世界の一つの特徴でもあるようです。

★★★

2011年リビア内戦(リビア戦争)カダフィ氏の殺害に関しては、世界中の大手メディアが付和雷同して反カダフィ的な報道をしたようです。
先の「リビア カダフィ大佐死亡 最後の映像・肉声 - YouTube」と題する動画でも、最後に、「リビアは漸く真の自由に向け動き始めています。」と、具体性が無いのに反カダフィを是とする価値判断を含んだナレーションが付けられています。

しかし、付和雷同する世界に在って、勇敢にも大きな勢力に迎合しない人達がその立場を表明しているのは、興味深い事です。


例えば、イギリスのまだ若い女性ジャーナリスト、リジー・フェランLizzie Phelan氏。
彼女は、以下の動画で、大手メディアの反カダフィ的な報道の幾つかに証拠が無く、他方で親カダフィ的な事実が大手メディアで報道されなかった事、また、彼女自身が目撃した事柄に基づいて、2011年リビア内戦(リビア戦争)の実態は内戦と言うよりはNATO(北大西洋条約機構)軍による一方的な侵略だった、とする見解を、涙ながらに証言しています。


リビア戦争 現地記者の証言 帝国のプロパガンダ - YouTube
※2011年10月04日、イギリス、オックスフォードのオックスフォード・タウン・ホールでの証言、との事。

或いは、2011年03月16日、フランス、パリで行なわれた、と云うアフリカ人労働者連盟主催のカダフィ氏支持デモ参加者、コンゴ出身のエチエンヌ・ロパロンディウラ氏とフェリス・ポセル氏。
彼らは、以下の動画で、自分達が、カダフィ氏を世界の厄介者扱いした大手メディアの報道とは異なり、カダフィ氏にアフリカの希望を託した多くのアフリカ人達の内の一人である事を表明しています。


「アフリカの指導者」カダフィを支持する人々 - YouTube


また或いは、元リビア駐箚(ちゅうさつ)フランス共和国特命全権大使(駐リビアフランス大使)クリスチアン・グレフChristian Graeff氏。
彼は、以下の動画で、「NATO(北大西洋条約機構)はいつから国家元首を殺すようになったのか?」と問い掛け、NATO(北大西洋条約機構)によるカダフィ氏の殺害は「政治的暗殺」で戦争犯罪に当たる、と「論争的」な意見を述べています。


NATOリビア戦争 カダフィの死は政治的暗殺 元フランス大使 - YouTube


更には、パリのアラブ世界研究所前でのインタビューに、ウィットに富んだ表現で答えている、名前が紹介されていない在仏リビア人(またはリビア系フランス人)男性。
彼もまた、以下の動画で、カダフィ氏が「アフリカと大多数のリビア人にとって英雄」だった事を証言し、更に、反政府勢力と国民評議会による支配が如何に「自由」か、そして、カダフィ氏がNATO(北大西洋条約機構)軍からガス爆弾で攻撃された為に、上記「リビア カダフィ大佐死亡 最後の映像・肉声 - YouTube」等の動画で目が見えず痛みも感じない状態になっていたらしい事、等々を証言しています。


カダフィ死後のリビア 在仏リビア人証言2011年11月10日 - YouTube

2011年11月12日、ニコラ・サルコジ大統領に反カダフィ側を支持するように進言した事で知られるフランスの哲学者、ベルナール=アンリ・レヴィ氏を公開テレビ番組で敢然と追及したフランスの女性ジャーナリスト、オドレイ・ピュルヴァルAudrey Pulvar氏。
以下の動画を観ると、フランスでは、フランス政府とイギリス政府とアメリカ政府が国際法を踏み越えて、反カダフィ政権側に肩入れし、勝たせた、と云う事は、議論のどの立場の人にも、最早異論の無い事実として認められているようです。


自称リビア解放者の傲慢・偽善・反イスラム - YouTube

2011年08月22日、リビア、トリポリのリクソスホテルRixos Al Nasr Tripoliからの生中継で、NATO系メディアから脅迫されている事を伝えた、カナダ人ジャーナリスト、マフディ・ダリウス・ナゼムロアヤMahdi Darius Nazemroaya氏。
彼は、以下の動画で、偽記者達に見付かれば殺されかねない極めて危険な状況に在りながら、検閲に従わずに報道しようとする記者達の命が危険に晒されている事や、CNNやアルジャジーラ等NATO系メディアの報道が嘘である事を伝えています。
果たしてこの人は今も生きているのか、と心配になりましたが、ご健在のようです。


リビアCNN偽記者「アルカイダのことを言うな」 2011年8月22日トリポリ - YouTube


上の動画のマフディ・ダリウス・ナゼムロアヤMahdi Darius Nazemroaya氏と共にトリポリのリクソスホテルRixos Al Nasr Tripoliに居たらしい(06月23日にトリポリ入りした模様)、NPO「レッゾー・ヴォルテールRéseau Voltaire(ヴォルテール・ネットワークVoltaire Network)」創立者、ティエリー・メイサンThierry Meyssan氏。
動画の部屋はトリポリのリクソスホテルRixos Al Nasr Tripoliの部屋なのかも知れません。
そう云う状況下に在りながら、2011年08月10日時点までの2011年リビア内戦(リビア戦争)の経緯と背景について、大手メディアの報道とは違う内容を、非常に分かり易く纏めて、穏やかに冷静に説明してくれています。


リビア戦争の実態 2011年8月10日チエリ・メッサン - YouTube


インディペンデント・メディアWe Are Change」の若き創立者、ルーク・ラドコフスキーLuke Rudkowski氏。
上の動画でも示唆されていましたが、2011年リビア内戦(リビア戦争)NATO(北大西洋条約機構)軍の将校がアル=カーイダの兵士を率いていた、との報告も在るようです。
ルーク・ラドコフスキー氏は、以下の動画で、その事について、アメリカのヒラリー・クリントン氏(2013年02月01日まで国務長官)の記者会見に出向いて直接質問しています。


ヒラリー・クリントンと対決 なぜシリアとリビアでアルカイダを支援したんですか? - YouTube


ロシア連邦首相(当時)ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン氏。
ロシアのプーチン首相(当時)は、以下の動画(日本語字幕)で、次のようにNATO(北大西洋条約機構)軍に対する怒りを露わにしています。
多国籍軍は最初、カダフィを殺害することが彼らの目的ではないと言っていました。
それでは、なぜ彼の宮殿を爆撃するのですか?
将校達はいま、カダフィの除去が彼らの真の目的だったと明言しています。
リビアで起こっていることは、市民を守るという名目で行われています。
しかし、リビア領土を爆撃すると、その同じ平和主義者のリビア市民が死ぬのです。
論理はどこにあるのですか。
道徳はどこにあるのですか。
どこにもありません。

ロシア首相プ-チン NATOリビア爆撃批判 - YouTube


2011年10月20日、カダフィ氏が殺害された当日、カダフィ氏との個人的な対話を打ち明けたベネズエラ・ボリバル共和国大統領ウゴ・チャベス氏。
人々は私に「彼らはカダフィを確実に殺す。」と言っていました。
カダフィは私に「チャベス。死ななければならない。」と言ったことがあります。
それで、不幸なことにカダフィの死は確証されました。
彼らはカダフィを暗殺しました。

チャベス NATOによるカダフィ殺害は生命への侵害 - YouTube

尚、報道によると、これより前の2011年06月10日に癌性腫瘍の緊急摘出手術を受ける等、健康状態が悪化していたチャベス氏は、この動画の会見の約1年半後、2013年03月05日に亡くなりました。


リビアとも関係が深いらしいフランスの国際弁護士(渉外弁護士)、マルセル・セッカルディMarcel Ceccaldi氏。
彼は、以下の動画で、2011年08月24日にBBCが、反カダフィ派の国民評議会を支持するデモがトリポリの“緑の広場(殉教者広場)”で行なわれている、と報道したのは、実際には、インドのどこかで行なわれたデモの映像だった事(*1)(*2)、2011年02月17日にアルジャジーラが、ベンガジで行なわれた反カダフィ派のデモに対してカダフィ政権のリビア軍が発砲した、と報道したのは、実際には、カダフィ政権支持のデモに何者かが発砲したのだった事(*3)、2011年06月17日にCNNが、カダフィ政権側による強姦の場面として報道したのは、実際には、アラブ系ポルノ映画の一部だった事(*4)(*5)、等々をNATO(北大西洋条約機構)諸国によるプロパガンダとして指摘しています。

リビア国家の弁護士がNATOプロパガンダ戦争を弾劾する - YouTube


元欧州連合軍最高司令官(元NATO軍最高司令官、1997年07月11日~2000年05月03日)でもある、アメリカ合衆国陸軍大将ウェズリー・クラークWesley Clark氏。
彼は、以下の動画で、2001年09月11日のアメリカ同時多発テロ事件から約10日後に、アメリカ合衆国政府がイラクに宣戦する決定をした事を告げられた事、更にその数週間後には、イラク、シリア、レバノン、リビア、ソマリア、スーダン、イランの7ヶ国を征服する計画を立てた事を告げられた事を暴露しています。


リビア攻撃は2001年から計画されていた - YouTube

こう云う話を聞くと、アメリカ同時多発テロ事件陰謀説も在り得る話、と云う感じがしてきます。

そして、これらの動画を撮影したり作成したり公開したりした人達もまた、付和雷同の事勿れ主義に背を向けた人達です。
各国の政府とメディアが稚拙なまでに厚かましく付和雷同の事勿れ主義、日和見主義を決め込む世界になったとは言え、未だ尚このように勇敢に流れに逆らっている人達が居るのを知るのは、希望を感じさせてくれます。

それにしても、私の関心は、世界にではなく、我が粟谷塾とここ横須賀市北下浦地区に在ります。
今までに私が見聞きしてきた事から言えば、付和雷同の事勿れ主義の根深い地区だ、と言わざるを得ません。
北下浦地区は、横須賀市推計人口(平成26年10月01日現在)によると、人口35276人、世帯数14011世帯だそうですが、付和雷同の事勿れ主義に背を向ける事の出来る人は果たしてどの位居るのでしょうか?
世界には、目立たないとは言え、上に挙げたように何人も居られましたから、希望を持ちたい所です。

How long can the world look away from the visible familiar infernos?

参考ページ

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横須賀市野比業務スーパーに、私の好きな交通誘導員のおじいさんが居られました。
もしかしたら60代位で、「おじいさん」と呼ぶにはお若かったのかも知れません。
小柄で無口で、誘導棒をくるりと回しながら踊るようにきびきび動かれる姿がサマになっているおじいさんでした。
少し腰が曲がっておられましたが、私は、その佇まいにカッコ良さを感じていました。
確か、粟谷塾の生徒もそのおじいさんを知っていて、そう共感し合ったのだった覚えが有ります。

照れ屋だったのかも知れません。
私が挨拶すると、挨拶を返す、と言うよりは、心ここに在らず、と云った感じで微かな反応を返してくださる、と言うような様子でした。
それでいて、私が2009年4月に久里浜から、業務スーパーを挟んで反対側の津久井・長沢(※野比と合わせて北下浦地区)に引っ越し、今までとは反対の方向から業務スーパーに行くようになると、しばらくは私が行く度に少し驚いたような表情をこちらに向けて、気に掛けてくださっていました。



そんなおじいさんを最近見掛けなくなっていたので、逆に最近よく見掛ける、よく声を掛けてくださる別の交通誘導員の方に聞いてみました。
おじいさんだからまさか、とは思っていましたが、やはりまさかでした。
亡くなったそうです。
1ヵ月半位前の事だそうです。

亡くなり方が無念でした。
酒の飲み過ぎで肝臓を傷めたらしい、との事でした。
更に、この交通誘導員の方は、「お会いした事は無いんだけど…」と断った上で、おじいさんの事を「悪い噂の多い人だった。」と話してくださいました。
仕事中にも酒を飲んでいて、それが死因に繋がった、とか…。
私は、その噂に対して、そうかなあ、と思いました。
確かに一度、おじいさんが赤い顔をなさっていて、申し訳無さそうにしておられた時がありましたが、私がそういうお姿を見たのは、2007年9月21日(金)に横須賀市久里浜に引っ越してきて以来、奇しくも今日でちょうど7年の間に、たった一度きりです。
その時私はむしろ、珍しい事だ、と思い、何か特別に悲しい事か嬉しい事でも有ったのかな、と思いました。
仕事をサボる事も有った、と云う噂も在ったり、中には「働いているのを見た事が一度も無い。」と言った人も在ったようですが、そんな筈は無いですね。
客の顔をちゃんと覚えておられて、その客がどの方向から来る人か、と云う事も頭に入れておられた有能な方でした。

所謂、社会に不適合なタイプの人だったのかも知れません。
しかし、社会不適合者と社会と、果たしてどちらがおかしくてどちらがまともでしょうか?
私は、今の社会、私利私欲を守る事に血道を上げる輩の言い分が罷り通る今の世の中の方が、余程異常だ、と思います。
こんな世の中に適合出来る人間よりも、所謂社会不適合者の方が、余程まともで信頼出来る、と思います。



だから、酒の飲み過ぎで肝臓を悪くして亡くなった、なんて云うのは無念でなりません。
社会に適合出来ず、受け入れてもらえなかった為に、負けて潰れて亡くなったみたいではありませんか。
私は、社会を超えたい、と思います。
社会が私を受け入れようが受け入れまいが関係無い、私の立場や境遇がどのようであれ同じように生きる、そういう生き方で生きてみせたい、と思います。

それとも、死は勝利なのでしょうか?
死んだ後には、社会に適合する人が社会から享受させてもらえるのよりも素晴らしい人生、境遇、世界が待っているのでしょうか?





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プロフィール
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粟谷 聡
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男性
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1971/09/03
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粟谷塾塾長
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他の誰でもない私自身の人生
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在野の思索家です。家塾粟谷塾を経営しながら、自分の納得出来る生き方、在り方を模索しています。
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